ご依頼者様は、亡くなられたお母様の長男Ａ様です。数年前に父親が亡くなった際に不動産は全てＡ様に名義変更し、今回亡くなった母名義の不動産は無いものと思っていました。しかし、先日市役所から母名義の農地がるとの通知を受け、地番をみてもどこの場所にあるものかもわからず、当事務所に相談にいらっしゃいました。

 

当事務所の対応

Ａ様のお話を伺うと、市役所から通知が来た母親名義の農地の固定資産税を納めていた記憶もなく、農地の場所もわからないとのことで、当事務所がその農地の特定や調査を行いました。調査の結果、農地の所在が分かりました。また、固定資産税の件は、評価額が一定以下(固定資産税の免税点)だったので課税されていませんでした。その後、相続に必要な書類を収集・作成し、農地の名義変更や農業委員会に農地取得届等を提出し無事に相続手続きを完了することが出来ました。

 

結果

上記ケースのように、固定資産税が課税されていない(固定資産税の免税点)の不動産があると、相続手続きが漏れてしまう場合もあります。相続手続きに漏れがあり、被相続人(亡くなった方)の名義のままの不動産があると、いずれ相続人がねずみ算的に増えて、名義変更が困難になるケースが昨今多くみられます。(相続人が亡くなるとその子供、また孫等、代襲相続が発生するためです)相続財産の調査や、手続きは当事務所にお任せください。

 

 

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